こんにちは。
世界観コンセプト・ナビゲーターの遠藤朝恵です。風が気持ちいいので、公園に出かけて書いています。
ずっと書いているようで書いてこなかったテーマについて、今日は書きます。
『私が世界観づくりを始めた理由』
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1.世界観コンセプト・メイキングとは
2.世界観コンセプト・メイキングをメインサービスにした理由
3.心理学の勉強を通して得たもの
4.私の人生を動かしたもの
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“世界観づくりを始めた”とは
・自分のことをブランディングしてコンセプトを決めた経験
・世界観コンセプト・メイキングを商品としたこと
両方をふくんでいますが、ひとつずつお話ししますね。
私が世界観づくりを自分自身に取り入れた理由は3つあります。
・商業と自己表現のバランスを取りたかった
・コンセプト(軸)が決まると、行動力が加速する
・選ばれる人になりたかった
ひとつずつが長いので、分けてお伝えしようと思いますが
その前に、私の背景の話です。
世界観コンセプト・メイキングとは
世界観コンセプト・メイキングとは、今の私のメインのサービスです。
デザインの前のデザイン。ビジュアル表現の軸となるコンセプトを決めるための個別セッションと、ロゴデザインを提供しています。
なにかを制作する前には、きちんとコンセプトを定める時間が必要で、ここを飛ばすと、見た目キレイだけど中身がない、伝わるようでなんにも伝わらないデザインに陥りがちです。
クライアントにとって本当に価値あるデザインをご提案するため、ビジュアル表現の軸となるコンセプトを定める時間を、個別プログラムでご提供しています。
ご自身や商品にしっかり向き合っていただく中で、一言で言い切れる「コア・コンセプト」を導き出していきます。このコンセプトの明言化に向かうなかで、ご自分への理解を深めながら、ビジョン・ミッションなども定めていきます。
以前から、同じようなことを制作前のヒアリングで行なっていたのですが、コンセプトの設計段階にフォーカスして、もっと深く様々な角度からクライアントにアプローチをして、「制作のためのヒアリング」の域を超えて、その方の人生の軸とも言えるものを、セッションを通じて作っていきます。
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|| なぜこれをサービスとし始めたのか。
言葉ひとつ、自分のなかにストンと納得して落ちると、ものすごいドライブがかかるという体験を、私自身が経験したから
そして
個人でなにかを売って行ったり、事業を続けいくには、自分が自分に対して納得していることがものすごく大切だから
です。
「ブランディング」という言葉は、皆さん聞いたことがあるし勉強もなさっていると思います。でもそれすらも、見た目をそれっぽく、カッコよく整えればいいものではありません。自分のハートと事業のブランディングが直結していること。これが、重要です。理由はあとで詳しくお話しします。
世界観コンセプト・メイキングをメインサービスにした理由
長くデザイン制作に携わるなかで、単なる商業印刷ではなくもっとメッセージ性の高いデザインを手がけたい、という思うようになりました。うわっつらの表現ではなく、本当にその商品のことを表せているものを作りたかったのです。
紙が好きだったからというのも、あります。
紙にはさまざまなメッセージを伝える力があるけど、一般的な印刷では使う用紙は大抵はコートかアートか、上質紙。おきまりのものしか使えなかったのです。理由は、価格です。安く作れるから。
値段ありきではなく、表現したいことを起点にデザインや紙選びができる。何人もが絡み意思決定の体制が複雑な案件ではなく、(法人の案件だったとしても)個人対個人の関係で、自由度が高いー。そんな環境を求めていました。
また一方で、自分が本当にひと様のお役に立てるのは、お話を伺うことと、綺麗なものを作ること。色と素材の組み合わせを考えること…クリエイティビティの高い仕事をすることだと、行き着きました。
それらを総合して、それまでデザイン制作の「ついで」に提供していたヒアリングの時間を、本格的に設計し直して個人と向きあうセッションにしていこう。そう決めて、2019年暮れにメインサービスとしてスタートしました。
心理学の勉強を通して得たもの
同時に、2014年からNLP(神経言語プログラミング)という心理学を勉強してして、自分の作品で展示会を開催したり、自宅を1週間空けて遠方で個展を開くなど、少しずつ自分の限界を広げてきた私は、新しい自分になってやってみたいことがある誰かの、最初の一歩を踏み出すお手伝いがしたい。そんな思いも抱くようになっていました。
ありがちな話です。
心理学やコーチングを勉強する人種は、人生を鑑みるのが好きな素地があるから、一通り勉強すると他人のお世話をしたくなるものなのです。最私もそのなかの一人でした。(最初は自分の心のマネージメントをしたかったのです)
もし私に、他の人とは違う、人を惹きつけるなにかがあるのだとしたら
それは私が、「自分は何者なのか」をはっきり認識しているからだと思います。
自分が何者かを認識していれば、人と比べることはありません。私は自分が海のものか、山のものかを分かっているんです。
クラゲはウサギを見て、羨ましいとは思わないでしょう?そもそも見ることもない。クラゲは水中に漂う生物。陸に上がったら死んでしまいます。水中でゆらゆら揺れているから、綺麗なんですよね。
道端に咲いてる花々もそうです。可愛いから、綺麗だから手折って家に連れ帰っても、しおれてしまいます。青空のもとで天をあおいで道端に咲いているから、イキイキとして魅了的なのです。
人それと同じです。
「これさえやっていれば幸せでいられるもの・やったら幸せになれないもの」を、私は自分の中に見つけました。心理学の学びと、それを実践できる環境のおかげです。
4.私の人生を動かしたものは
私の自分の人生を動かしたものは、ブランディングと心理学の勉強。
このふたつです。
どちらが欠けても、今の私は成り立たないと思います。“今の私” とは、変化することを恐れず、自分のハートに従ってスピーディに動くことができる自分です。(以前は違いました。世界観づくりをする前は)
「やりたい」から「やってみよう」→「やってみた!」
このスパンが非常に短い。変化することを前提に生きているこのふたつが、あなたの特徴ですね
そう、人から言われました。
ある作品を通して世界観を作り、それを発表することをきっかけに、どんどん自分の世界を広げることができたので
これは、事業をするうえで絶対必要だし、
これを他の方へも提供していこうと決めたんです。2019年夏のことでした。
もろもろの準備期間を経て、リリースしたのはその年の暮れ。早1年半が経ちました。あっという間でした。
リリースしてすぐに、売ることができて、結果的に、仕事の単価は上がりました。
10年前の、5倍以上。自分の理想を叶えることができたんです。
これをやったら、すぐに理想が叶いますよ!
誰でも簡単に手に入りますよ!
そんなことは、言いません。「これさえやったら終わる」なんて、そんな売り文句は嘘だからです。ひとたび起業をしたら、学びや自己投資に終わりはなく、永遠に続くもの。
簡単ではなかったし、自分に向き合うには、相応の覚悟が必要でした。
でも、時間がかかってもやって良かったし、自分に力がつきました。何かしらの事業を営むうえで、世界観づくりは絶対にやったほうがいいし、やらなければずっとふらふらしていたと思います。
次の記事から、私がそう思うに至った経験をお話します。
(続く)
私が世界観づくりを始めた理由:1
私が世界観づくりを始めた理由:2(前)
私が世界観づくりを始めた理由:2(後)
私が世界観づくりを始めた理由:3
私が世界観づくりを始めた理由:4
私が世界観づくりを始めた理由:5(終)
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