世界観コンセプトナビゲーターの遠藤朝恵です。
志村けんさんの訃報、とてもショックで落ち込んでいました。
私、「ひょうきん族」じゃなくて「全員集合」派だったんです。今も家族でたまに観ることがあります。次女も「志村どうぶつえん」のファンで、志村園長をとても尊敬しているので、ニュースを見て、娘は気落ちして塾に行きました。
六本木ヒルズの付近で、一度お見かけしたことがあります。プライベートでは人に話しかけられないようにガードを固めていると、小耳に挟んだことがありましたが、その時はボディガードらしき人が数名、ほど近い距離をついて歩いているのを見て、テレビの姿とは裏腹に繊細な方なのかな、という印象を受けたんですよね。
ご自分の世界を大切にする、ほんとうの芸人さんだったのでしょうね。
ご冥福をお祈りします。
。。。
先日、28日(土)に、初めてのオンラインワークショップを行いました。
ワークショップのレポートはコチラ
本来はギャラリーを借り切ってミニ展示とともに開催する予定でしたが、東京都の外出自粛要請を受けて、急遽オンラインに切り替えたんです。
私がオンラインを主催するなんて…!
半年前にはちょっと、考えられなかったです。
参加者の皆さんにも楽しんでもらえて、結果的にいいきっかけになりました。
日に日に、コロナショックが色濃くなってきているのを受けて、どんどんオンライン化が広がっていますね。変化もものすごく早くて、来年の今頃は色々なことが想像もつかないような状況になっているんじゃないかと、情報にうとい私ですら、感じます。
私たちフリーランサーや、副業を展開しようとしているあなたにも、オンライン化はもう必須ですね。その準備は、されていらっしゃいますか?
…分かっているけど、オンラインに踏み切れない。自分のサービスでは無理。
そんな風にお感じになっていらっしゃるかもしれませんね。いろいろ不安で落ち着かなくて、それどころじゃない、とも思っていらっしゃるかも。
私も、不安だったんです。もともと、機械系は大のニガテなので、ずっとオンラインなんて無理、と思っていました。
でもね…そろそろ、重い腰をあげるときです。だって世界は超スピードで変わっているし。
この先行きの見えないな状況のなか、それでも私たちは活動を続けて、生き残っていかないといけないのです。
自分には関係ないとか、言ってる場合じゃないですよ。どんどんやっていきましょう。今のあなたにオンラインコンテンツがないのなら、作りましょう!
オンラインで何かをすることに対して、あなたを止めるもの。それはなんですか。ご自身の頭の中を、ちょっと観察してみてくださいね。
ワークショップのレポを、と思っていたのですが、それよりも先に、『リアルとアナログ大好き』な私が、どのような思考回路を経てオンライン開催切り替えを決めたのか、を今日は書きます。
少しでも参考になれば、幸いです。ご自分にあてはめて、読んで下さい。
ありがとう、
ぜんぶコロナのおかげ。
折れないフリーランス
「生き残るためのオンライン化」
あなたを止めるものはなに?
1. 6割ならGO
2. すぐ決めて、すぐ動く
3. 一人でも、やる
4. 成功も失敗も、ただの点
5. アフターコロナに、なにを思いたいか
3月25日の小池知事の会見の、あと、すぐに事務方と相談して「延期」を決めました。オンラインで開催する、と決めたのは翌朝。ひと晩寝てしまったんですけど(寝落ちです)、起きた時にはほぼ決めていましたね。
企画を立ててくれた、事務方に相談しましたが、彼女がもしも「やりたくない」という意向だったら、自分ひとりでやろう、そう思っていました。失敗するかもしれませんが、それは覚悟のうえで。
失敗するのはもちろん怖いですよ。でも、何もしなかったときの後悔と、失敗するリスク、を天秤にかけたとき、何もしなかった後悔のほうが勝ったんです。
安全な場所でじっとしているより、リスクを取って得られる恩恵のほうが圧倒的に大きいと、思いました。
恩恵とは、具体的には
・オンライン運営のテスト、実績ができる
・ワークショップを実現できる
・お客様とコミュニケーションが取れる
・次につなげられる
です。
そこまで判断する時の私の思考は、こうなっていました。
1.6割ならGO
オンラインで開催する、と考えたときに、最初に不安に感じたのは
・参加者全員がうまく接続できるか?
そのフォローができるか
・ワークショップの全ての内容を、
画面表示でまかなえるか
・事前シュミレーションの時間が取れるか
・人が集まるか
です。ひとつひとつ、潰していきました。
----------
・参加者全員がうまく接続できるか?そのフォローは?
自分達にフォローをする知識がないので、「フォローはできない」この前提で会を進める。募集告知にそのことを、はっきり告げる、クオリティを保証できない分、無料開催とする。クレームは来たときに考える。(謝る)
・ワークショップの全ての内容を、画面表示でまかなえるか
基本は準備している資料があるので大丈夫。足りないかもしれないけど、7割はOKなので問題なし。
・シュミレーションの時間が取れるか
前日夜に搬入の予定だったけど、それがなくなったので、むしろ時間がある。
・人が集まるか
不明。集まらなかったら、なにが問題か?と考えると…知人にカッコ悪いと笑われるくらい。笑われたところで、自らも笑ってスルーすれば万事OK。お金もかからない。
----------
総括すると、やらない理由がなかったのです。むしろ、『緊急でやったのだから』と失敗しても言い訳できるし。やったことない事を試してみる、いいチャンス!と思いました。
以上が、オンライン開催に切り替えるまでの思考です。
2.すぐ決めて、すぐ動く
決断は早くすること、これは個人で活動していく上でとても大切です。
頭で考えだすと大抵は否定的になるからです。やらない理由を挙げ出してしまうので、考える時間を自分に与えないようにします。基本は最初に思ったこと、直感を信じる。
今回は延期と同時に「オンラインを試したい」と瞬間的に自分が思ったので、そちらを採用しました。
状況がいつ変わるか分からないので、決めたら、できるだけすぐ動く。朝8時には事務方と意向の確認・シュミレーション日程の取り決め、会場への延期希望と今後の流れの確認メールを打ちました。
このことを、オンラインで何かやる・やらないに関わらず、あなたの普段の行動にあてはめて考えてください。パッと行動、できていますか?
一瞬の行動で、未来の幅が決まって行きますよ。
3.一人でも、やる
誰かが手伝ってくれたら、やるのに。そう思っているとしたら、発想を逆にしてください。一人でもやるから、人がついてくるんです。
私、よく人にお願いごとをするんですけど、根底には「自分ひとりでやる」があるので、実は人手をアテにしてないんですね。手を貸してもらえたら、ラッキー。 それくらいでいると、自分もお相手もラクですよ。
フリーランスにとって、『頼れるのは自分だけ』です。
誰かと組むことがあっても、その相手におんぶしないこと。荷物は自分で全部持つ、そのうえで持ってくれる人が現れたなら…
素直によろこび、精いっぱいの感謝を表明して、持ってもらいましょう!めいっぱいの感謝、これが大切ですよ~。
一人でなんでもやる、というのは、最初は難しく感じることがあるかもしれませんね。私はフリーランスなりたての時、隣に話し相手がいないのがとっても辛かったです。人が大好きなので。
でもね、大丈夫ですよ。数こなせば、慣れちゃいます。というか、慣れざるを得なくなります。
私は、今は慣れただけなんです。だから、一人で重い資材を運ぶのも、着物で脚立に乗るのも、企画して制作して家事をするのも平気になりました。
そうやって誰もアテにしないで動いていると、誰かしらが手を貸してくれるということは、よくあります。
4.成功も失敗も、ただの点
今回、ワークショップは結果的に大成功でした。やって本当に良かったです。
では、成功しなかったら、後悔したのか?について考えてみますね。
もしもワークショップが、慣れていないから進行ダメダメで、お客様にも楽しんでもらえなくて、あーあ…って結果に終わったとしたら。私はやったことを後悔したかな?
想像してみますと…
ううん。そんなことないですね。やっぱりやって良かったと、思っているはずです。
なぜか?
だって、検証ができるじゃないですか。「次はこうすれば、うまくいく」っていうポイントが、分かるし。それが分かるだけでも、大きな財産になりますよ。
なによりも、自分の最初の直感=心に従って行動した、というのは、自分への信頼につながります。自分の心に頭でフタをするから、いろいろややこしいことが起こるんですよ。
成功も失敗も、ただの点です。ただただ、点を重ねていくだけのこと。マイナスになんか、なりっこないのです。
.......
なにか新しいことをやろうって思った時、あなたを止めるものはなんですか?
思い当たることはあったでしょうか。今日はオンラインワークショップを開催したことをテーマに書きましたが、独立して個人で働いていくうえで、大切なスタンスについて書き散らしました。
ひとつひとつ、ほどいていきましょう。
小さいうちに試していくと、ラクですよ。
アフターコロナになにを思いたいですか?
今から、大変なことになっていくのは、私もあなたも、感じていますよね。
「ありがとう、ぜんぶコロナのおかげ」
私はコロナが終息したとき、そう言いたくて。だからオンラインに踏み切りました。一緒にそう言い合えたら、いいですよね。
そのために、いま持ってる知識・手段・行動
ぜんぶ打って、備えていきましょうね!
ここから応援しています。