世界観コンセプトナビゲーター
遠藤朝恵です。
東京都から週末の外出自粛要請が発令されましたね。
スーパーからモノが消え
仕事や登壇する予定だったイベントがキャンセルになり、途方にくれているあなたへ。
こんな時の気持ちの持っていき方、どうしていますか。
かれこれ20年前、私もいろんな場面で途方にくれていました。あの頃、まだインターネットを使うことはごく限られた人にとってのことで...。
「ググる」なんて言葉は、ごく最近ですよね。リアルに聞ける人が身近にいなかった私は、ひたすら耐えて、うつうつしてるしかなかったです。あの時の私の、側にいてあげられたら、こう声をかけてあげるのに。
そんな風に思うことをつづりますね。
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起業・フリーランスになりたて時
“スケジュールが消えた…”
この不安、どうする?
フリーランスになりたて、お得意様もついていなかった時。
ぽっかり時間が空いてしまうと、不安で不安でたまりませんでした。
派遣会社に登録もしたんですけど...
30歳前後のデザイナーって余ってるんです。ものすごく特殊なスキルを持つ人以外はどんぐりの背比べでした。
“作品”と称して持って回るのは、お客様仕事で、商業デザインの“事例”。作品ではありません。見る側からすれば、誰が持ってくるものも、正直、あまり変わりばえないんですよね。はっきり、派遣会社のコーディネーターさんに言われました。
『あなたのような人、
業界でダブついてるんですよね』
......。
......。
......。
撃沈です....。
まあ今だったら
「あなたのような人ってどんな人ですか」
「ダブついてるってどういう事か、
詳しく教えて下さい」って、突っ込みどころ満載なんですけど、経験もなくて純だった私は、それはひどく落ち込みました。
以来しばらく、どよよんと過ごしたものです。外部スタッフを募集している会社さんに営業に行ってもどよーん。なにも書かれていないスケジュール帳を見てはどよーん。かといって、いつ仕事の電話がかかってくるか分からないから、遊びにも行けず、どよ〜〜〜ん。
「どよよん星人」です。
状況は違えど、もしもあなたが今、目先の仕事がなくって不安に見舞われているとしたら...どよよん星人になっているかもしれませんね。
追い打ちをかけるように、このコロナショック。
こんなはずじゃなかったのに....
そんな風に思われてるでしょうか。あの頃の私も、そうでした。
あの時の私へ
いま、目先の不安に見舞われてるあなたへ、アドバイスできることがあるとするなら。
へらへら星人になれ!
です。
食えなくても、遊べ!
めざせ「へらへら星人」
仕事が無いときでも、
遊べる自分になってください。
明日をも知れない状況の時でもへらへら遊べる、そういう強さを身につけるんです。
どうしてかというと....
自分で仕事を取ってくるのにスキルはあって当然で。それ以上に必要なのは、あなたが発する雰囲気なんですよね。
これが、もーのーすーごーーーーーーく、大切!
全てはあなたのまとっている雰囲気、オーラ。
エネルギーなんですよ。
どよよんとした人に仕事頼む人は、いませんよ?きりきりしてるのも、アウト。不安に思うその気持ちを、オンタイムで外に漏らさないことです。
すき間でも、パッと遊ぶ。瞬間的に気持ちを切り替える。お金使わないでできること、いくらでもあるでしょう?
どよよんとした気持ちを抱えていることを、さっと隠して、“ぜんぜん困ってませーん♡ ” という顔を、していてください。
自分がいい雰囲気を出している時にご縁ができたクライアントさんて、良いお客さんが多かったなあと、振り返ってみて思うんですね。
逆も....しかり、なんですよ....。
自分が今、どんなエネルギーを発しているか。よくよく注意を払ってくださいね。
.
「どよよん星人」を脱却して、
いますぐ「へらへら星人」に。
じゃあどうやってなればいいの?と思うあなたへ。コツが、あります。
『へらへら星人』なるために。
自分軸をしっかり持つべし。
大変なときでも、へらへらしていられる、
それって強いと思いませんか。そういう人、周りにいませんか。
なにかあっても、動じなくて
ちょっと余裕すらあって
真剣になれよ!って言いたくなっちゃうけどでも
でも誰よりも仕事ができて
独特の空気感をまとっている。
そういう人の側で、数ヶ月のプロジェクトに関わったことがあります。とっても納期のキツい出向仕事でした。1週間のうち、冗談じゃなくて家に帰れない日が、3日はあるような。
私は心身ともに余裕なくぱっつぱつ、数ヶ月を「どよよん星人」として過ごしていました。誰よりも一生懸命やってる(つもり)なのに、全然結果が、出せなかったんです。人を喜ばせるデザインが、作れなかったんですね。
そりゃそうですよね!
「どよよん」としてるんだから。笑
なにかあった時に底力を出せるのは
まちがいなく「へらへら星人」です。
ほんとうに強い人は、強さを隠し持っています。
一見、周りからは分からないけど。
(ただ薄っぺらいへらへらは、ここでは省きます。)
私は「へらへら星人」を観察して、あることに気づいたんです。彼らは遊ぶのが、うまいんですね。
遊ぶというと語弊があるかもしれないです、いかに自分をリラックスさせるか、でしょうか。肩に力を、入れない。
彼らは自分をよく知っています。自分についての辞典が作れるくらいに、はっきりしっかり、自分のこと、わかっているんです。だから、それができるんですよね。
それこそが自分軸、というものです。
大変な時にもへらへらできるって、強さがいるんです。
想像してみて欲しいのですが
大きな硬い石がそのままあるのと、小さな硬い石をやわらかーい布で何重にも包んでいるの。どちらが衝撃に耐えられるでしょうか?
何かがぶつかってきても、キズがつかずヒビが入らず、衝撃を吸収することができるのは....明らかに、後者ですよね。
誰にでも人当たり良く、優しくしていたらナメられちゃいます。そうじゃなくて.....
楽しそうな、余裕ある空気をまとってください。最初はフリでいいんです。ずっとやってると、そのフリが普通になります。素になるんです。
あなたの余裕ある空気が、素に変わったとき。余裕のあるお客さまがやってきますよ。
.
やわらかい布の中に何が入っているか
もしくは何も入っていないのか?
あなたは、いかがでしょうか。
仕事を得るために、どよよん星人はNG!
「食えなくても遊べ!」
めざすは、へらへら星人です。
“今日も働いていない”
という不安に、慣れましょう。
そのための自分軸、
ちゃんと持っていましょうね。
もし今はまだ無いのなら、作っていきましょう。
ここから応援しています。
どよよん星人から
へらへら星人へ
スイッチしよう!とある時に思ったんです。
むかーし昔のお話。
『へらへら星人 M君』との数ヶ月。
また改めて、書きますね。