こんばんは。
世界観コンセプト・ナビゲーターの
遠藤朝恵です。
昨日の記事は、過去最高のPVを出しました!
読んでくださり、ありがとうございます。
皆さん、肩書きについて
とても悩まれている、ということですね。
私もすごく悩んだので、わかります。
お伝えしたかったのは
悩みながらでもいいから、小さくていいから
とにかく動き続けようね
ということでした。
またお役に立ちそうなことがあったら、
書きますね。
.
今日のテーマは
お金について、です。
自分への投資、という意味での、「お金」。
数日前のブログを読んでくださった方から
「仕事が無くて、エアコンをつけるのが怖い」
なんて、謙虚なんですね〜
ってご感想をいただいたのですが
…そうなんですよ!
ハタからどう見えているのか
分かりませんが
私はとっても謙虚なのです。笑
とくに、自分のことでお金を使うことに対して
ものすごく壁がありました。
(10年前の話です。)
今はすっかり克服して
起きて暑かったら1秒で
ピッてしますけどね。 笑
なにかステップアップしたい
ステージを変えたい
そう思ったとき私は、これまで
同じパターンを積んできたようなのです。
いつも共通していることは
ふたつありました。
やっと見つけました。
あーだからかぁ…。
って今日わかったところで。
女性はとくに、家族を優先して
自分を後回しにしがちで
「自分への投資」を躊躇してしまう方は
とても多いと思います。
いえ、男性だって…。そうですよね。
会社や家族、守るべきものが
増えれば増えるほど
自分の本音を見えないように
見えないように
奥に押し隠してきた方もいらっしゃるでしょう。
今日は、そんな方に
読んでいただきたいです。
昔の私と同じように
自分の好きなことにお金を使うことに
引け目を感じてしまう方へ
How toやお役立ち記事では、ありません。
『ステージアップしたい』
あなたへ。
やって効果があったこと
ベスト2(前)
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1.ドキドキする金額を自分に使う
2.居心地のいい環境を離れる
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1.ドキドキする金額を自分に使う
今から遡ること10年前。
初めて、10万円単位の
お金を支払いました。
セミナー代金でした。
当時、私は子育てに追われていて
ふたりの娘は3歳と1歳。
手がかかるさかりです。
夫は基本、不在。
実家は頼れる環境じゃなく、
実の姉たちも自分の生活に手一杯でした。
夫の実家は、遠方なので
会うのはお正月とお盆のみ。
超・超・超「ワンオペ」の毎日。
ワンオペという言葉や、
SNSもなかったです。
それまで、出版社からのお仕事で
雑誌の誌面レイアウトを
こなしていたんですけど
出版系の仕事は、夕方以降に本稼働します。
22時に編集さんと打ち合わせして
翌朝までに6ページ仕上げる
なんてことは、ザラでした。
小さな子供をかかえては、
それを続けることはできなかったので
出産を機にそのお仕事から離れました。
いえ、離れざるを得ませんでした。
結果的に…
収入は激減しました。
というか、ほぼゼロになりました。
あたりまえですね。
それまで、産後のことなんて
考えずに仕事をしてきたのですから。
ここからは私の解釈です。
心理学でいうところの「ビリーフ」
「信念」と呼ばれるもので
私たちには、それぞれ信じて抱えている
「現実を解釈する指標」
というものがあります。
それが、私の場合は
『働かざるもの、食うべからざる』
だったんです。
これが、私をとても苦しめました。
仕事がない = 収入がない私は
夫に要望を言えなくなり(勝手にです)
夫が不在のときに
エアコンをつけることにも罪悪感を感じて
いろんなことを飲み込んだ結果
子どもの些細なわがまま
子どもらしいふるまいや要望を叶えることが
苦痛でたまらなくなりました。
その先はご想像にお任せしますけれども
子育てを楽しむなんて、
到底できなかったのです。
娘、とくに長女には
かわいそうなことをしてしまいました。
今では、結果オーライですけれども
色々、ありました。
(いつか、お話したいと思っています)
渦中にいる方には、私の言ってることが
すごく分かるかもしれないですね。
今のあなたと同じで
色々ありましたよ。
誰にも言えませんでした。
悩みなんてないようなフリをしてね。
いちばん近しい人のはずが
いちばん遠くなってしまったやるせなさ。
自分が消えていくような焦燥感に
がんじがらめになっていました。
この話は長くなるので、はしょりますが
いま、あなたが家族やその他の問題を抱えて
苦しんでいるとしたら
大丈夫ですよ。
いま大変なことは、
のちに返ってくるから大丈夫。
全部、いまに結びついています。
私はそこから、スタートできたので。
.
でね
初めて、10万円単位の
お金を支払ったセミナーの講師だった方の
ひと言は、今でも心に残っています。
「大変なことってギフトなんだよ」。
“それをクリアすると、
すごいいいことが待ち受けているんだって”
今の状況とは少し違いますが
フリーランスで働くということは
働かなければ、収入がないんです。
月収がゼロだって、あり得るんです。
…怖いですよね?!
夫がいようと、いなかろうと。
10万円という金額を支払うことは
その時の私にとっては
踏み絵みたいに感じられました。
“喉から手が出るほど、学びたい。
受講したい”
自分のために10万円なんて贅沢すぎるよ、
なにバカなこと言ってんの?
“もっと上に行きたい。”
自分より、大切なものがあるでしょ。
あんた、母親でしょ。
そんな言葉が、頭で拮抗していました。
そのセミナーを受けようか
受けまいか
悩みに悩んで
エアコンをつけない真夏の2LDKの中
意思とは別にだんだんと眠くなる意識の中で
(熱中症になりかけてたのです…)
もう、決断を天にまかせようと思ったんです。
とっても受講したいセミナーが、
その日18時の締め切りだったのですが
子供達を保育園に迎えに行ったあと
18時を過ぎて、セミナー事務局に
メールで連絡したんです。
受講を断られたら、諦める。
受けてくれたら、なんとしてでも、
参加する。
そう決めました。
結果、お返事がすぐ来て
すべりこみで入れて下さったんですね。
その日、ご連絡を返してくださった
事務局ご担当者だった女性と
講師の方には
いまでも深く感謝しています。
金額にして、10万円。
たかが10万円?
されど10万円。
大きいか小さいかは、
人それぞれだと思います。
私がここで言いたいのは
金額の大小ではなくて
ドキドキする金額を自分に使う
というテーマです。
...できますか?
真実は人それぞれ違いますので
「こうですよ」とは
誰にも言えませんが
自分にとってどうだったか、だけは
お伝えすることができます。
今はっきり言えることは
払ってよかった。
心の底から、満足できました。
怖い金額を自分のために支払う、それは
私にとっての登龍門になりました。
分かりやすいんです。
その金額を払ってどうだったか?
満足度は?
足りない部分は何か?
参考にできるじゃないですか。
自分が商品を作る際にも。
私たちは
自分が知っているものしか、
他者に提供することはできないのです。
だって
美味しい卵焼きを食べたことがなかったら
「絶品の卵焼き」って、作れないでしょう?
もっとはっきり言うと
3万円を渋る人が
自分の商品に30万円の値をつけたって
売ることは難しいでしょう。
なぜかわかりますか?
買うより売る方が、
よっぽどエネルギーがいるからです。
自分にとって怖いと感じるお金を
あなたは自分に使えるでしょうか。
しかも、窮地に追い込まれているとき。
使えるなら、いくらまで?
もし、使ってみたとしたら...?
あるのに使えないとしたら、なぜですか。
…ぜひ、使ってみたらいいですよ。
それもまた、あなたの世界を変える
ひとつのきっかけになるはずです。
そのときの体験は
私のターニングポイントになりました。
それ以来、自分が支払う金額も着々と
上がっていますが
受け取れる金額もそれに比例しています。
受け取ることが、怖くなくなったのですよ。
「食べたことがあるから」です。
振り返るとこれまで
ステージアップしたい時には
『ちょっと怖い』と感じる金額を
使ってきたんですよね。
わかりやすく学びを受け取る訳でもない
自分の個展もそうです。
とりとめもなく書いてしまいましたが
今のこの状況下
誰にとっても
「大変なとき」ですよね。
ご自身のなにかに置き換えて
いただければ幸いです。
「大変なことってギフトなんだよ」
そう言ってくださった方の言葉は
真実でした。
今だからそう思います。
今でも、
私の真ん中で、活きています。
続きは、また後日書きますね。
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フリーランスで20年やってきた経験をもとに
名刺とデザインの考え方を
7本の記事にまとめました。
起業したい方・ステージアップしたい方に
ぜひ読んでいただきたいです。